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4月開始「有給休暇の新ルール」の大事な基本
2019.03.06

4月から有給消化が義務付けられます。企業側は有給をどう管理すべきなのか、詳しいルールを見てみましょう。

3年連続で有給取得率が世界最低の日本(エクスペディア・ジャパン調べ)。政府は年次有給休暇の取得率を2020年までに70%とする目標を掲げているものの、2017年の取得率は51.1%と、依然として大幅なかい離がみられます。

そうしたなか、2019年4月から労基法改正による5日間の有給取得義務制度がスタートします。

 

ここが変わる!「有給消化のルール」

「年次有給休暇の新ルール」とは、今年2019年4月1日から、年次有給休暇が10日以上発生した社員について、会社は発生日から1年の間に最低でも5日間の有給休暇を消化させなければならなくなります。
会社としては有給休暇を取得していない社員に対して会社が「日付を指定して強制的に休ませる」ことになります。厚生労働省の「就労条件総合調査」によれば、2016年の1年間に企業が付与した年次有給休暇の1人平均は18.2日、そのうち労働者が取得した日数は9日。取得率は わずか49.4%です。

有給休暇の取りづらさは事業内容などにもよるでしょう。しかし、それでも国が定めた今回のルールを守らないわけにはいきません。有給休暇が取りづらい雰囲気の職場では、“強制5日取得制度”の開始は働く側にとっては、朗報といえるでしょう。

 

休めない!!ではなく、企業も社員も計画的に!

逆に、忙しさなどを理由に有給を取りたくないと、自ら取らずにいた人にも影響は及びます。発生から11カ月を経過した時点でまったく消化していない場合は、最終月の12カ月目がどんなに忙しくとも5日間の消化が義務となります。年度末の「仕事の予定」や「目標の達成」にも影響が出てくる可能性があり、自らその分休むことを見込んでおく必要があります。

年次有給休暇の取り方は、ひとつは、年次有給休暇をいつ取るかということです。実は、年次有給休暇の日程を、指定している会社もあります。この扱いを法律上は「計画的付与」といいます。計画的付与は、会社と労働者の代表が協定を結ぶことで成立します。その方法には、

①会社全体でゴールデンウィークの中日などを一斉消化日とする一斉付与方式

②社員を班・グループに分けて、各班・グループごとに決められた休暇を取得する交替制付与方式

③社員個人が誕生日や結婚記念日、年末年始といった個人的な記念日に基づいて有給休暇付与計画表を作り、計画表に従って消化していく個人別付与方式

などがあります。計画的付与の対象となる日数は、個人の持ち日数の5日を超える部分となります。個人の権利として最低5日は残しておかなければなりません。計画的付与によって成立した日程は、労働者の都合や会社側の都合によって変更することはできないことになります。

 

部下に有給取得の目的を聞くのはNG

年次有給休暇を取得する際、申請用紙に「利用目的」を記入するという会社があります。また、忙しい部署では、上司が「その有給休暇、何に使うの?」などと聞いてくる場合もあります。
しかし、年次有給休暇を何に使うかは、使用者が干渉するべきことではありません。年次有給休暇の取得目的を具体的に記入させることは法律の趣旨からいえば、たとえそれが便宜上の要請からだとしてもあまりよいこととはいえません。ましてや、上司が部下の年次有給休暇の「利用目的を聞いたうえでその取得を承認」するようなやり方があるとしたら、明らかに法律違反であるといえます。年次有給休暇をどのような目的で利用しても、使用者(会社)はそれについては干渉してはならないのです。

 

企業への罰則があるので要注意
以上の様に、有休消化は「義務」となりました。当然のことながら、義務を怠ると罰則が発生します。もし、消化させることができなかった場合も同様です。会社は労働基準法違反として30万円以下の罰金刑の対象となるのです。※従業員1人に対しての罰金なので、30万円×有給消化出来なかった人数となります。
企業も社員も、気持ちよくお休みを取れる「働き方改革」を目指したいものです。

 

ご参考に
4月1日になれば、10日以上の有給休暇を持っている従業員が全員対象になるわけではありません。
平成31年4月1日以外の日が基準日の従業員については、平成31年4月2日以降の基準日から、適用されます。つまり例えば、1月1日が基準日の従業員の場合、平成31年4月1日からではなく、平成32年1月1日以降に、有給休暇指定義務が会社に発生します。4月1日入社の正社員については、10月1日が基準日となります。この場合、毎年10月1日から9月31日までの1年間に、有給休暇を5日取得している必要があるということです。
勘違いし易いと思いますので、皆さんへの説明が必要かと思います。

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