今日23日(金)早朝は富士山の頂上付近は笠雲に覆われ、そしてその隣には幾重にも重なる不思議な形の雲(吊るし雲)が出現しました。
普通の雲と違い、風で流されるものではなく、同じ場所に留まっているように見えます。
今朝は富士山周辺では、湿った南西の風が強めに吹いていました。この湿った風が富士山を乗り越えようとするときに雲ができ、笠雲となります。
そして、この風が富士山を乗り越えたり回り込んだりして、風下側に空気の波が起こり、その空気の波のところで発生しているのが吊るし雲です。
風が昇る場所で雲が出来て、風が降りる場所では雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、同じ場所で雲が止まって見えるのです。
笠雲や吊るし雲は、湿った空気があり上空の風が強い時に発生しやすくなります。
雨雲が近づいているときは、今日のように湿った空気が流れ込みやすくなるため、雨が降る前に笠雲やつるし雲が見えることが多いのだそう。
グズついた天気が続き、週末のたびに天気がイマイチ。夏休み明けでグッタリしてしまいますね。
写真がとてもキレイだったので、そんな週末に少しだけ癒しになれば。。。良いですが♪
短い夏になってしまうのでしょうか・・・??
Copyright (c) 2011 MAN CAPITAL Co. All Rights Reserved.