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「0秒で動ける」ようになるための頭の働かせかた、鍛え方
2019.10.03
ビジネスパーソンにとって「行動する」ということはとても大事なこと。仕事において何か実績を上げようと思ったら、または何か変革しよう、と思ったら、まずは行動していかなければ、何もはじまらない。ただ、この「行動する=動く」ということが難しい。実は、動ける人と動けない人は思考や行動に明確な差がある。ここでは、思考方法を中心に、「どうしたらすぐ、動ける頭になるのか」を考えてみよう。 という記事をピックアップしました。
すぐ動けるためには「思考のスキル」が必要だ。そして思考のスキルとは、動くための「結論」や、そこにつながる「根拠」を頭の中で組み立てる力、「結論と根拠のピラミッド」をつくる力だ。これがさくっと力強く作れれば、その結論に従って行動すればよい。そのために、いくつかのポイントがある。

(1)直感に基づいて「頭出しの結論」を出す

(2)結論から根拠に向かう

(3)仮説力を鍛える

(4)「すげー、やべー力」を鍛える

それぞれについて見ていこう。

(1)直感に基づいて「頭出しの結論」を出す

「結論と根拠のピラミッド」(図1)は、論理思考を学ぶと必ず出てくる。これを作るのに苦労した方も多いだろう。かつ、勉強した時になんどもこのピラミッドを作る練習をしたものの、実務や生活にはどれくらい活用できているだろうか。私自身は、仕事や日常のあらゆる局面で、行動する前提として、この「結論と根拠のピラミッド」を瞬時に作っている。

なぜ瞬時に作れるのか。それは、「直感」に頼るからだ。思考に思考を重ねて結論と根拠を詰める、というより、直感で、「ざっくり、ささっと」ピラミッドを作ってみるのだ。この時に大事なのは、正確さより、その結論と根拠で、自分はワクワクするだろうか、行動できるだろうか、ということ。そこで、いいね!と感じたら、ひとまず行動に移してしまう。

これは、何も考えずに飛び込みなさい、というのとはまったく違う。「ざっくり、ささっと」ピラミッドを作ることを繰り返すと、あらゆる局面で、このピラミッドがすぐに頭に浮かぶようになるのだ。さらに、頭の中で考えたことは、大抵、実際に行動してみないと、それが正しかったかどうか分からない。そこで、ラフにピラミッドを作り、その結論と根拠に基づいて行動してみて、自分の思考が正しかったかどうか検証してみる、ということで思考の質を高めることができる。要するにPDCAのPで止まっていないで、Cをきちんと行おうね、ということだ。そのために、最終結論、ではなくて「頭出しの結論」を出してみるといい。

(2)結論(上)から根拠(下)に向かう

この「結論と根拠のピラミッド」は、もともと経営コンサルタントなどが、さまざまな事象を「意味のある固まり(メッセージ)」にまとめ、それを根拠として得られる結論を出していくツール、として活用されてきた。たくさんの事象を整理し、まとめて、ピラミッドにおける根拠となり、その根拠を3つくらい抽出して考えてみると、ある結論が出てくる。つまり、元来の「正しい」使われ方としては、「下から上に」思考を練り上げていくイメージだ。

しかしこれを私は、「上から下に」考えてみると「ざっくり、ささっと」ピラミッドが作れるよ、と言っている。どういうことかといえば、(1)で、「頭出しの結論」を出したら、それを基に、「なんで自分がこういう結論を出したのかというと」と、根拠を後付けで考えてみる。そうするとこの結論と根拠のピラミッドは、すさまじく簡単に作れるのである。

経営コンサルタントは、3カ月かけて、下から上にピラミッドを練り上げて一つの結論を出していくわけだが、私が勧めているのは、それとは全然違う頭の使い方をしよう、ということだ。企業研修やワークショップなどで実際にやっているから断言できるが、上から下にピラミッドを作ることは誰でも、数分あれば簡単にできる。そしてそれを繰り返すことで、瞬間に作れるようになる。

(3)仮説力を鍛える

とはいえ、何もないところからいきなり、結論と根拠のピラミッドを作る、というのは、そうは言っても慣れが必要だ。これを劇的に簡単にするために私がしているのは、「仮説ベースの妄想」をたくさんする、ということだ。

世の中には、さまざまな情報が飛び交っている。私たちはそれを知識として吸収する。で、多くの人は、それで終了してしまっている。知識が知識として独立して頭の中にしまわれるわけだが、知識は使われない限り、すぐ忘れてしまう。これを避けるために、知識と知識をつなぎ合わせて、「つまりこうかな?」という意味の固まり(これを仮説と呼んでいる)を、頭の中で考えておく。

例えばこういうことだ。自分が新人の頃、上司がつらい局面でも逃げなかった。同僚が、チャレンジングなアサインに積極的に立ち向かい、チームを率い成果を出した。読んでいた漫画で、リーダーがピンチの時に仁王立ちしていた。そういう事例に触れたら、「おお、こういう事例をまとめてみると、「リーダーは困難には逃げずに立ち向かっていくことが重要なのか!」と「自分なりに考えること」を妄想し、頭の中にストックしておく。

つまり、上に出てきた3つの事例に「逃げない」というくくりがついて頭の中にしまわれる。これを年がら年中やっておく。つまり、情報を仕入れたら、「だからなんだ?」「ほかにはないか?」と考え、そこから導き出せることを考えてみる。これを私は「仮説力を鍛える」と言っている。

そうすると何がいいか。まず、3つの事例がひとかたまりになっているから、忘れにくい。そして、いざこういうテーマで考えなければならないことが発生した際、その組み合わせをそのまんま頭の引き出しから出してくることができるのだ。「結論と根拠のピラミッド、のようなもの」が、頭の中にたくさん格納されているので、さっと頭から出して、瞬時に思考を行うことができる、ということだ。

(4)「すげー、やべー力」を鍛える(好奇心をもつ)

結論と根拠を瞬時に出していくためには、やっぱりたくさんの知識を頭の中に入れておくことはプラスになる。ただ、義務感で勉強するのでは続かないし、身につかない。好奇心を持って情報に触れるといい。好奇心を持つためにオススメな習慣は、さまざまな情報に対し、「このニュースはすげー!」「この製品はやべー!」と、口に出して騒ぎながら触れることだ。これはふざけているのではなく、好奇心を「形から育成していく」ために私が実際に身につけてやって、効果が出た方法だ。

脳科学的な根拠もあるようで、「すげー!やべー!」と言っているのは自分なのだが、その音声を耳に入れる際には、誰が主語か認識せずに、「このニュース=すごい」という情報として頭の中に入る。要するに自作自演なのだが、これで、一つ一つの情報が「すごいもの」「やばいもの」「そうでないもの」と区分けしてインプットされると、世の中にあるさまざまな情報に好奇心をもって接することができるということだ。

これまで、「すぐ動けるための思考のスキル」を述べてきた。ロジカルシンキングの教科書にはない、「実効的な頭の使い方」であるが、実は、動ける人は皆、こうした頭の働かせかたをしている。皆さんもぜひ、自分なりの「すぐに動けるための頭の働かせかた」を体得していってほしい。

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